転職の秘訣は履歴書を手書きにすることから始まる

転職 秘訣

手軽に綺麗な履歴書ができるのでパソコンで作成していませんか?

転職でライバルよりも少しでも優位に立ちたいのであれば手書きの履歴書を勧めます。

その理由と作成のポイントを紹介していきます。

・転職で履歴書を手書きにする理由

私は元々人前で字を書くことが苦手で、コンプレックスがありました。

履歴書もパソコンで仕上げて、転職先へ郵送するつもりでしたが、企業で人事課に勤めている友人からアドバイスされて手書きにしたのでした。

その理由とは、履歴書を採用担当者が見た第一印象が、印刷された感じだと弱く、たくさんの履歴書の中に埋もれてしまうらしいのです。

履歴書 手書き

気持ちを込めて、思いを巡らしながら書いた履歴書には、手書きの味わいもあるし魂が込められます。

文字の強弱やボリューム感もあるでしょう。

もちろん集中して書き上げましたが、読みやすさの工夫や誤字脱字などで何度も書き直して疲れますが、採用されれば吹き飛びます。

あとで見返すと、自分の気持ちや精神状態も、手に取る様に思い出せる点も手書きを推奨する理由です。

自信が無ければ、家族や気の許せる友人などに、添削してもらったり感想を聞いてみても良いでしょう。

自分では乱れた字でバランスが悪く、あまり自信のない手書きの履歴書でしたが、妻の「良いんじゃない、綺麗にできてる」の言葉で勇気が持てました。

手書きの履歴書のメリット

手書き メリット

手書きで強弱を付けることで思いを込めやすい。

パソコンで作成した履歴書と比べると印象が強く残る。

オリジナリティ溢れる履歴書ができる。

手書きの履歴書のデメリット

作成に時間が掛かる。

パソコン作成と比べると修正がしずらく書き直しになる。

デメリット

手書きなので毎回出来栄えが違う。

字を書くことに自信が無いと負担になる。

メールで送信するにはデーター化する必要がある。

企業側に直接足を運ぶか郵送しないといけない。

郵送

・履歴書作成の注意ポイント

履歴書を手書きにするメリットやデメリットを理解した上で、注意ポイントに沿って心を込めて履歴書を手書きで作成してみましょう。

履歴書の日付

履歴書の日付は、郵送するなら投函日にして、直接提出するならその日を記入します。

意外と見落としがちな部分なのでお忘れなく。

名 前

名前 住所 連絡先

名前のフリガナは書式に合わせます。(ふりがな、フリガナを見て対応)

今まで何度も書いてきているので一番自信があると思いますが、戸籍と合わせた名前を丁寧に手書きして下さい。

生年月日

生年月日は私の場合、和暦でしたが西暦でもOKです。

住 所

住所

連絡先の住所は丁寧に、連絡しやすいように省略しないで、何丁目、番地などを丁寧に手書きして下さい。

マンションやアパートなどで長い名称でも、しっかり書いて部屋番号も忘れないようにしましょう。

電話番号

電話番号

電話番号の記入で気を付けないといけないのが市外局番です。

転職先が市内であっても、本社が他県の場合もあるので忘れてはいけません。

それと留守などで対応できない場合もあるので、携帯番号は必ず添えましょう。

学 歴

学歴は高校入学から記入して、転校などがなかったので空白期間がありませんでした。

休学とか中退がある場合には、転職に向けてプラスになる内容を追記して下さい。

ボランティア

例えば社会に貢献するために、ボランティア活動に参加したとか、語学力を高めるために勉強していたでもいいでしょう。

できるだけ転職企業に好印象を与えられる内容にします。

基本的な事ですが、学校名称は省略しないで同上も使わないようにして下さい。

職 歴

職歴

職歴については、転職で最も注目される部分ですから注意が必要です。

具体的にはどんな業界の会社で、規模がどれくらいなのか、何を担当していて在職期間がどれくらいなのかが、わかるように簡潔に手書きします。

部署内の移動や出向がある場合には忘れずに記入します。

私は、昇進した部分を特にアピールしました。

畑違いへ転職される場合には、転職先の業務と精通している感じで、例えば営業部門を技術者でありながら同行して、サポートしていた経験などがあれば強調して、異業種である不利な部分を、少しでも優位に見せる工夫が必要です。

職歴

転職回数が多くても、スキルアップや企業にとって採用者しやすい印象を持たれるよう一貫性のある書き方に仕上げましょう。

免 許・資 格

免許

免許とか資格については、国家資格や転職先の業務に関連しているものだったの全て記入しました。

民間の資格でも転職に有利になる場合もあるので、本気で取り組むのであれば、現在通信教育で受講中とかでも記入しましょう。

その代り採用されたら、確実に取得するように努力しなければなりません。

よほど取得している資格が乏しい場合を除いて、業務とかけ離れた資格は書かない方がいいでしょう。

何を考えてこの資格をアピールしているのか疑問を持たれるだけです。

志望動機

志望動機は自分の気持ちを、率直に表現できる項目なので気持ちを込めて訴えましょう。

だれでも言いそうな「興味がある」とか「経験を活かしたい」とかだけでは、採用担当者の興味を惹きません。

オリジナルティー溢れるように、自分が経験してきた実績が、転職企業にどのように役に立つのかを、想像しやすいように具体的に書きましょう。

転職企業を詳細にリサーチして業務内容や部署、展開している地域などの活動を盛り込めば、より強烈なアピールができます。

趣 味・特 技

趣味や特技の欄は、私は最も興味が薄いところかもしれません。

正直たまにカラオケに出かけたり、テレビを見ることが好きなのですが、これだけではダメです。

趣味

業務上のビジネスマン以外の、プライベートの自分の魅力を醸し出して、直接会話してみたいと思わせるような趣味や特技を書かないといけないのです。

例えば邦画が好きであれば、どのような監督の映画を最近見て、印象に残っているシーンや作品のテーマを深堀して研究評価します。

これくらい趣味に打ち込めるのであれば、仕事への情熱も失わずに、メリハリのある働きをしてもらえるだろうと、採用担当者に好印象で見てもらえることが大切です。

健康状態

健康状態

健康状態の欄は良好だけでは物足りません。

転職企業からすれば、スキルがあり健康な人材から採用されることは間違いありません。

しかし同一の条件の求職者が並んだ場合には、プラスアルファの魅力が必要になるでしょう。

私であれば、地域のマラソン大会に参加して、これぐらいのタイムで余裕で完走したとか、前職では繁忙期に連日朝方まで大残業したことや休日出勤でも、問題なく耐えられる体力があることをアピールしました。

仕事のためであれば、どんなに厳しい環境でも成し遂げる情熱を書くのです。

逆に持病を持たれていて通院されている方も、書きづらいかもしれませんが、いずれ分かることなので病名や通院頻度を書かれて業務には支障がない事を記入しましょう。

通勤時間

通勤時間

通勤時間については、実際に時計で測って記入しますが、遠距離になると不利になる可能性があります。

しかし私は正直な時間を記入しました。

採用されれば通勤手当で、ルートと距離を会社に提出することになるので、明らかに違う場合にはバレてしまいます。

希望の転職先に好印象を与えたければ、近場に引っ越すことを書いてもいいかもしれません。

本人希望

本人希望記入欄は、要望を訴えるのではなくて、自分の良さを重ねてアピールする欄だと思って下さい。

希望する勤務地を1ヶ所に限定したり、部署や待遇などを書いてはいけません。

その時点で転職企業の希望する、人材でなければすぐに落とされるでしょう。

出来る限り幅を持たせて、どこでも働けますと融通が利くようにすればいいのです。

極端な話し「空いている部署であれば、どこでも自分のスキルを発揮して、御社の業績向上を目指します。」くらいの勢いで記入してもいいぐらいです。

採用担当者にやる気を見せて、柔軟性がある使いやすい印象を植え付けるのです。

本人希望

採用される確率が下がるかもしれませんが、どうしても希望することがあれば優先して書いても良いでしょう。

この業務じゃないとやる気がでないとか、家族の看病があり転勤することが、どうしても受け入れられないような方は、正直に書かれて下さい。

写 真

スピード写真

写真は第一印象を決める、重要な部分ですので慎重に撮影しましょう。

面接と同じようにスーツにシャツ、ネクタイで決めて、髪型も清潔感がある適度な長さで散髪しました。

表情も姿勢を正して、しっかりと視線をカメラにやり、勝負の1枚を写してもらいました。

どこにでもスピード写真がありますが、安っぽい感じがするので、私は近くの写真館でお願いしました。

ライトなどの機器が揃っていて、出来栄えも男前に撮ってもらったと自分では思っています。

・まとめ

履歴書 手書き 印象

「転職で履歴書を手書きにする理由」

人前で字を書くことが苦手でしたが、転職経験者からの助言で履歴書を手書きにした。

採用担当者が見た印象が良く、手書きの味わい、文字の強弱やボリューム感が相手に伝わる。

「手書きの履歴書で注意するポイント」

1、日付は、郵送するなら投函日、直接なら提出日を記入。

2、名前のフリガナ、ふりがな、は書式に合わす。

3、生年月日は、和暦か西暦で統一。

4、住所は省略しないで、何丁目、番地、共同住宅などの名称も記入。

5、電話番号は市外局番も忘れないで、携帯番号も添える。

6、学歴は高校入学から記入して休学とか中退がある場合は、プラスになることを書く。

7、職歴は、転職で注目される部分で注意が必要。

どんな業界、規模、何を担当、在職期間を簡潔にまとめて、部署内の移動や出向がある場合も書く。

畑違いへ転職される場合には、自分の経験の優位性を工夫して記入。

8、免許とか資格は、転職先の業務に関連しているもの記入して、業務と関係のない資格は書かない。

9、志望動機は、自分が経験してきた実績が、転職企業にどのように役に立つのかを具体的に書く。

10、プライベートの自分の魅力を醸し出して、直接会話してみたいと、思わせるような趣味や特技を書く。

11、健康状態の欄は良好だけでは物足りないので、プラスαの自分の強みを訴えかける。

12、通勤時間は2時間以上だと不利になるので、好印象を与えたければ、引っ越すことも可能とする。

13、本人希望記入欄は、要望を訴えるのではなくて、自分の良さを重ねてアピールする欄と考えて、やる気と柔軟性がある印象を、担当者へ植え付ける書き方をする。

14、写真は面接と同じようにスーツにシャツ、ネクタイで決めて、写真館でお願いする。

手書きまとめ

厳しい転職活動の中でライバルに差をつけるための履歴書の注意点を踏まえながら、熱意を込めて履歴書を手書きすれば希望する企業に気持は伝わります。

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