地震に強い家づくりで必要な6つの確認ポイント

地震に強い家

大切なマイホームが地震で倒壊することがないようにするためのチェックポイントを紹介します。

1、住みたい土地は大丈夫か

建物本体 基礎

表面上は強固でしっかりして見える土地も地形が谷地や氾濫低地であったり、畑や川のそばだったり、年月が経過した埋立地も地盤が軟弱であれば地震の時に、液状化することで揺れやすく地盤沈下を起こす可能性があります。

建物本体が強固で耐震性能が万全でも、その基礎を施工する地盤が弱ければどうしようもないのです。

希望している土地が軟弱地盤でないか事前に調べることが不可欠です。

宅地造成の盛土

宅地造成

傾斜地を切り崩したり盛土により平地を作る方法がありますが切土の場合には、地山を削り取っているので地盤は強固な場合が多いですが盛土の場合には、傾斜を平坦にするために盛土により埋めているので切土と比べると地盤は弱い傾向にあります。

盛土の質が悪く木片が残っていたり、締固めが不十分だと空隙が発生して水が流れこみ地盤が緩みます。

土を支える擁壁も強度が足りない構造であったり水抜き穴が不足していると、敷地に悪影響を与えかねないので宅地造成工事の施工状況も確認したいところです。

2、建物の地震対策は大丈夫か

地震対策の種類

耐震工法 免震工法

地震対策も高層ビルで採用されていた制振工法や免震工法なども、住宅に採用されてきているので特徴を理解して選択できるようになってきています。

耐震工法とは

耐震工法とは、住宅の構造体は柱や梁を強固にして結合部分をしっかりさせることで、地震時の変形を最小限にする工法です。

耐震工法

住宅の地震対策では最も普及しています。

制振工法とは

制振工法とは、高層建築物の地震対策として開発された工法ですが、最近では住宅用の油圧ダンパーが開発されてきています。

粘りのある制振装置を建物の壁や梁に取り付けることで、地震の動きをダンパーが変形しながら吸収することができます。

免震工法とは

地盤からの地震の揺れを建物へ直接的に影響を与えないように揺れの周期を調整して弱める工法です。

地震のエネルギーを建物へ伝わることを軽減させて硝子の破損や家具の落下を最小限に抑えます。

免震工法

住宅の基礎部分に免震装置を組み込む必要があるため、耐震効果は高いですがコストも高くなる傾向にあります。

3、地震い弱い建物とは

建物の全体的なバランスが悪い住宅は、地震の揺れに対して耐震性能が低下している傾向にあります。

地震に弱い建物

1階よりも2階部分の面積が狭い場合に、1階と2階壁の位置が揃っていなかったり、1階部分よりも2階部分を跳ね出すことでピロティーなどの空間を造った形状などは、支えが不足している部分が弱点になりやすいでしょう。

耐震性能を考慮するのであれば複雑な凸凹形状は避けて、シンプルな形状でバランスよく耐力壁が配置されている設計にすることが望ましいでしょう。

4、地盤の強さを調べる

表層地盤改良

土地の地盤の状態を調べることで軟弱な地盤の層があるのかを調べることができます。

住宅建築で普及している方法でスクリューに100㎏まで荷重を加えていき、1m挿入する回転数で測定できるスウェーデン式サウンディング試験があります。

地盤が軟弱で建物を支えることができない場合で表面が軟弱な時には表層地盤改良で地盤を固めます。

軟弱な層が深い場合には、固化材を敷地の数カ所に注入する工法がありますが、施工するためには機械の搬入経路が必要で運搬車両が進入できる道路の幅と、機械を設置できる敷地が必要となります。

地盤改良

大がかりな工事となるために100万円以上のコストが掛かりますが、せっかくの住宅が不動沈下してしまったらどうしようもありません。

設計士と話し合い予算を配分して調整しましょう。

5、災害の履歴を調べる

過去の災害が発生した履歴を調べることは大切な事です。

風水害などで浸水した場所や盛土造成で山崩れが発生した情報があれば、地震時に地盤が液状化する可能性が高いでしょう。

土砂崩れ

誰でも災害の履歴を調べることができるサイトが国土交通省から提供されています。

「ハザードマップポータルサイト」と言って全国の土砂災害や液状化の状態が簡単に閲覧できるので便利です。

もっと具体的に確認したいのなら市区町村の担当課で、調べたい地域の地滑りや浸水した記録がないか聞き取りしましょう。

6、木造軸組工法の耐震性能を上げる

一般的な住宅で普及している木造軸組工法ですが、地震などの水平方向への動きに配慮する必要があります。

金物 耐震性能

建物の耐震性を上げるためには、必要な個所に筋交いを取りつけて接続部分を金物でしっかり固定することで変形を防ぐことができます。

土台と基礎の接続箇所であるアンカーボルトが、地震時の建物の浮き上がりで抜けないように強固に固定することも大切です。

あとはコーナー部分は斜めに、火打ち材を取り付けることでねじれ防止になります。

火打ち材

地震に強い家づくりのまとめ

地震に強い家 まとめ

地震の対策について分かっているようで、いまいち理解できていない方も多いようですが、実際に地震が発生したら家族を守らなければなりません。

地震対策であれば耐震工法で建築すれば万全なのでしょうか、免震工法であれば地震の揺れを吸収することで動きをゆっくりにすることでき、家具の転倒を防げるのであればこの工法が良いのか?

でもコスト高くなるなら考えものだなと思う事でしょう。

建物だけの問題では無くて地盤を調べることも忘れてはいけません。

マイホームの地震対策について考える機会となったことでしょう。

住まわれる地域や建物の構造、予算も含めて家族で話し合うことで地震に強い家づくりに近づくことでしょう。

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