建売住宅の注意点は知っていますか?後悔しないための5つのポイント

建売住宅

建売住宅を購入する時に、業者任せにされていると思いますが、最低限分かっていた方がいい注意点を紹介いたします。

休日などに建売住宅の見学会に出向くと、赤ちゃんを抱っこした若いご夫婦や、中高生くらいの子供を連れてこられている中高年のご夫婦などの、内覧する姿を多く見かけます。

一戸建て 見学

私の場合には、以前建築会社で長年現場管理をしていたこともあり、住宅を一般の人とは違った視点で見ることが好きなので、通りすがりに夫婦で見学したり、一人でも立ち寄る事があります。

交渉スペースでは、建売住宅業者の営業マンがパンフレットを片手に、熱く語っていて旦那さんは聞く耳を持っていない様子ですが、奥様の方は目を輝かせて聞いている、対照的なシーンがありました。
営業マン

そこには、旦那様は建売住宅を購入してしまうことは、住宅ローンを銀行などで組むことを意味していて、極端な話かもしれませんが現在勤めている会社にずっと働き続けてローンを完済させないとならない。
住宅ローン

住宅ローンについて参考になる記事を書きました。ご覧ください。

住宅ローンが苦しいと後悔していませんか?給与は上がらずに教育費で家計を圧迫してきます。頭金が少なく借り過ぎて貯金できない状況で建物の維持費が必要になったら支払いが大変です。住宅ローンで苦しい状態に追い込まれる前にできる対処法を紹介します。

そこには相当の重荷を感じながら覚悟が無いといけないものです。

例えば会社の経営状態が悪くなれば、やっと手にした住宅を売却することに、追い込まれる可能性も否定できないのです。

奥様の方は、現在は賃貸の共同住宅に暮らしていて、共用スペースの廊下では、近所の子供たちが大声で遊ぶ声が響き渡り、煩くても近所付き合いがあるので、我慢するしかなくテレビの音量を大きくして、騒音を誤魔化してきたことでしょう。

共同住宅

幼少のころなら、夫婦の間で寝かせていた子供たちも成長と共に、自分の部屋を必要としてきます。

高校入試などで、勉強スペースを確保しないとならない現実もあります。

そして最も考えられることが、住宅を持つことが夢であったからではないでしょうか。

建売住宅購入で後悔しないためのポイントを見ていきましょう。

・住宅のプロが教える建売住宅の注意点

立地条件は合っているか

立地条件

建売住宅の魅力は、何と言っても立地が最初から確保されていることです。

自由設計であれば、自らで土地を探さなければなりません。

それが学校や市役所などの公共施設が近いとか、小さな子供がいる家庭なら公園とか保育園が近いとか、家族構成により優先する施設が変ってくるのです。

学校

しかし最も大事なのは医療機関です。突発的な病気などで、救急が必要なときなどを考慮しないといけないし、持病をお持ちの家族がいらっしゃる場合には定期通院があり、遠出すると肉体的に負担になります。

総合病院

1年や2年で無くて、一生その家から通わないといけないわけですから外せない注意点なのです。

土地をお探しの方に読まれている記事があります。

土地の価格は相場の調べ方しだいで大きな差が生れます。損をしないためにも公示価格や路線価、実勢価格の情報を上手く収集して、同時に土地の条件をしっかりチェックしていないと、最悪の土地を購入する羽目になります。後悔しないためのコツを紹介します。

夜間の環境は安全か

建売住宅を見学する場合には、ほとんどが日が上った昼間が殆どではないでしょうか。

日差しも降り注ぎ、平素な感じで建売住宅の魅力が倍増します。

雰囲気

しかし一旦夜になると、雰囲気が一変することを忘れてはなりません。

近くの空き地や駐車場、コンビニでは、不良学生がたむろをして煙草を吸っていたり、お隣から何か喧嘩を想像させる怒鳴り声や、衝撃音が聞こえてきたりしたらどう思いますか。

駐車場

気持ちが悪かったり怖いですよね。

そんなことはめったにないと思われるでしょうが、一旦その住宅を購入したら、今までの賃貸住宅のように物騒だからとか煩いから引っ越そうと思ってもできないのです。

建売住宅の売買はそんな簡単にできませんよ。

新築で購入されても、一旦住んでしまえば中古住宅です。

自分が希望している価格で売れるかどうかはわかりません。

焦って売ったとしても、住宅ローンを全て完済できない可能性あります。

失敗しないためにも、1週間は現地に昼夜問わずに通って状況を調べることが大事です。

時間が確保できるのであれば、通勤時間帯の朝や帰宅時間帯の交通量なども、考慮されるともっと良いでしょう。

渋滞

徒歩で回っている時に、近所の方ともお話しする機会があれば、それとなく住みやすさや建築当時の模様を聞き取りされたらいいかもしれません。

住宅購入の判断材料として、一つでも多く情報収集することが、失敗を限りなく0に近づけるのです。

アフターサービスは万全か

長期間もしくは一生生活することになる建売住宅で大切なことがアフターサービスです。

アフターサービス

新築の時には思いもよらなかったことが、建売住宅でも発生します。

トイレの流れが悪い、水圧が低くてシャワーのお湯が沸くのが遅いとか、フローリングの床板間に隙間があるとか、サッシの網戸の締まりが悪いとか、少し考えるだけでも注意点はいくらでも出てきます。

シャワー 水圧低い

それぞれには原因がありますが、住宅の引き渡し前のオーナー検査で指摘されてほとんどの不具合は、改善されるのが通常です。

ただし実際に使ってみないと分からない事や、当初は問題なかったのに、締め付けが緩くなってきたりして、不具合に発展することもあるのです。

そこで大事なのが、建売住宅の業者によるアフターサービス。

有名な大手ハウスメーカーなら恐らく問題ないと思われますが、地元の建売住宅業者の場合には、最初の頃は不具合の注意点を電話すれば、敏速に対応してくれたのに数か月すると中々対応してくれなくなり、挙句の果てに倒産してしまう何てケースもあるのです。

クレーム

極端な話をすると、住宅を購入するメーカーや業者とは一生付き合うくらいの、心積りが無いといけないのです。

クレームに対応してくれるのが当たりではないのです。

建売住宅業者との付き合いは、もちろん保証期間内だけではなくて、こちらの不注意によるトラブルでドアを壊してしまったとか、子供が自立したので間仕切り壁を撤去して部屋を一つにしたいとか、気軽に相談できる間柄になってもらうことが一番です。

ネットで口コミを見ても、本当か嘘か定かでないような信憑性に欠ける情報は、置いておき実際に住宅を建築している現場を見に行って、手抜き工事をしていないか、近隣住民への配慮ができているかなどを確認することが必要でしょう。

近隣住民

自分だけでは心配なら建築士に相談して、一緒に見てもらうのも手かもしれません。

【アフターサービスについて、こちらの記事で詳しく書きました。ご参考ください。】

建売住宅の購入で重要な注意点はアフターサービスの内容です。住宅会社のアフターサービス基準が曖昧だと見えない部分で手抜き工事されていても保証されない可能性があります。後悔がないようアフターサービスのトラブルに巻き込まれないポイントを紹介します。

モデルハウスと実際は違う

建売住宅の展示会へ家族で出向くと、綺麗な家具がバランスよく配置されていて、テレビドラマに登場するセットのような感じさえもします。

モデルハウス

全てではありませんが、中にはモデルルームの高級家具は特注で、通常サイズより数センチ小さめに作られている場合もあるようです。

確かに広く見えますよね。

それをイメージしながら、自分たち家族が目的の住宅に引っ越しされたら、物で占領されてしまい、ぎゅうぎゅうになってしまうことも考えられます。

荷物 片付かない

「こんなはずじゃなかったのに」とか「〇〇さんの奥さんの住宅はあんなに広々してるのに」

「家はどうしてこんななの~」と奥さんからネチネチぼやかれます。

旦那様としては、一世一代の決心で購入した住宅を、あれこれ文句を言われたら堪ったもんじゃありません。

どうしてそんな事が起きるのでしょうか?

簡単なことです。現地調査が足りないのです。

住宅のパンフレットの平面図に記載されている寸法は、細かな部分までありません。

壁の中心で表記されている場合もあり、現地で自らメジャーを使って内寸を測る必要があります。

嫌がる建売住宅業者もいるかもしれませんが関係ありません。

設計図面

パンフレットに、直接書き込んでもいいですし、設計図面の写しを担当者からもらってもいいでしょう。

そして実際家にある家具と、購入する予定の家具などをそこに配置するのです。

不具合があれば選別して、捨てる家具を決めたり、新たな購入を抑えることができるのが注意点です。

奥さんの欲しがっていたイメージのダブルベットや洋服ダンスを、確認もしないで買いそろえると必ず失敗します。

家の中の生活動線に、家具がはみ出てきて引っかかったり、納まりきれない物を庭に大きな物置を買ってきて、詰め込むことになります。

面倒ではありますが、後で家族から文句を言われるよりマシじゃないですか。

モデルハウスの見学について参考になる記事を書きました。ご覧ください。

マイホームを検討中に重要なモデルハウス見学の注意点が14項目あります。お洒落な内装に気持ちが舞い上がり営業担当のペースに乗ったら負けです。お部屋の床にキズがあったら値引き交渉してみては...他にもモデルハウス見学の注意点を詳しく紹介します。

地盤とコンクリートは大丈夫か

建売住宅を購入するに当たり、気が付かないポイントがあります。

それは建売住宅が建っている地盤です。

自由設計であれば、決められた土地に施主の移行を組んだ間取りで、設計をして建築が進んでいきます。

予算によりコンクリート造やツーバイフォー、木造軸組など選定できます。

現地を地盤検査して構造計算がなされます。

流れとしては遣り方をして、建物位置を検査して着工し、基礎工事で掘削して支持地盤を確認する場合があります。

基礎鉄筋

均しコンクリートに基礎鉄筋を配筋して、型枠を設置してコンクリートを打設するのですが、途中で地盤検査や配筋検査、コンクリートの品質などの構造体に関わる部分を、確認することが注意点です。

それが建売住宅の場合には完成されている場合もあるし、工事途中でも見学を嫌がる業者もいるでしょう。

表向きでは恐らく、事前に記録された資料や工事写真を見て納得するしかないでしょう。

建売住宅でも基礎が設置される地盤は最も大切です。

元々の地山で、建物を十分支えられる支持力を確保されていれば問題ないのですが、畑などのような不安定な土壌を不十分な地盤改良された場所だったり、不法投棄されていて、コンクリートガラや鉄くず、木片が埋められていた状態で、取り除かれないでそのまま建築さられた建売住宅の存在も可能性は0ではないでしょう。

疑い深いかもしれませんが数年経ってから、建物自体が傾いて沈下したり、周囲の地盤が下がってきて亀裂が走るなどの、最悪の事態になってからでは遅いのです。

予算があることは十分承知していますが、価格に捉われ過ぎてしまい、とにかく安ければいいと突っ走るのはリスクがあります。

理想は低価格で高品質の建売住宅がベスト。

基礎地盤は建売住宅にとって、最も大切と言っても過言ではないです。

ですから信頼できる建売住宅のメーカーや地元の業者と契約することを勧めます。

基礎工事の地盤やコンクリートの注意点について参考になる記事を書きました。ご覧ください。

住宅の基礎工事をご覧になったことはありますか?建物が目に見えて立ち上がってくるまでは現地に行かれない方が多いようです。しかし住宅の基礎工事が建物の寿命を左右する大切な部分であることを忘れないで下さい。施主が現地で基礎工事をチェックできるコツ

・建売住宅のメリットとデメリット

・建売住宅のメリット

メリット

建売住宅のメリットは、自由設計の住宅と違い、完成した状態で内観を確認できるところです。

平面図で見た部屋と、実際立体的に目視した場合とではイメージが異なります。

打ち合わせの頻度が少なくて済みます。

仕上げ材の選定やキッチンの色などを選定することはありますが、間取りや寸法的な調整が無い分簡易的にできます。

境界塀や植栽なども含めた建売住宅であれば、オプション工事の追加費用が発生しにくい。

・建売住宅のデメリット

近所に似たような建売住宅が密集している。

建売住宅 まとめ

タイプは違うと思いますが、建売住宅の業者が同じであれば、デザイン形状や色合いはある程度統一性を持たせています。

(独自性のある建売住宅も増えつつあります)

完成した状態の建売住宅の場合には、基礎も含めた建築工事の施工状況を見ることができない。

そんな不安を払拭するには、土地探しからプランまで施主が関わりながら建築工事を確認できる注文住宅しかありません。

・建売住宅で後悔しないまとめ

旦那様は建売住宅を購入するには、住宅ローンを銀行などから融資を受けることを意味していて相当な覚悟が必要です。

奥様も賃貸の共同住宅に暮らしていて、窮屈な生活から抜け出したい思いがあるでしょう。

でも焦りは禁物です。時間許す限り現地に通いその場所に馴染めるのか、不審者がいないかなどを確認しなければなりません。

建売住宅で重要な地盤や基礎など見えなくなる部分は、できれば工事中に見学しておきたいところです。

手間が掛かり大変ですが後悔しないマイホームを手に入れるには、これくらいのことは当然する必要があると思います。

「新築建売住宅の注意点」

1、建売住宅は学校や市役所などの公共施設、公園とか保育園など家族構成に応じて近郊にあることが重要。

医療機関も救急や持病の通院で外せない注意点です。

2、建売住宅を見学する場合には、夜の雰囲気が一変することを忘れない。

1週間は現地に昼夜問わずに通って状況を調べることが大事です。

3、建売住宅はアフターサービスが大切。

実際入居しないと分からない事や、保証期間内だけではなくて、生活環境の変化による増築など考えられるので、気軽に相談できる間柄になる。

現在住宅を建築している現場も見学したり、近隣住民への配慮ができているかなどで、優良な業者か判断材料にする。

4、建売住宅の展示会では、家具が通常サイズより数センチ小さめに作られている場合もある。

現地調査のためにパンフレットの平面図などを確認しながら、現地で自らメジャーを使って内寸を測る。

5、建売住宅は基礎が設置される地盤が最も大切です。

手抜き工事をしない信頼できる建売住宅のメーカーや業者と契約する。

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