家の配置で失敗したと後悔しない!業者任せにしないチェックポイント

敷地 家 配置
敷地に家を配置するには注意しなければならない確認ポイントがあるので紹介します。

・家の配置を間違える

駐車スペース 窮屈

外構の一部である駐車スペースが窮屈で乗り降りしずらくて困ることがあります。

事前に敷地と道路との関係を調査して、建物の配置を決めていないことが原因と考えられます。

建物が完成してしまうと勿論移動することはできないので、残された外構スペースを改修することになり、満足できる駐車スペースにすることは難しくなるでしょう。

駐車スペース

このような失敗を起こさないためにも敷地と家の配置について真剣に考える必要があるのです。

土地をお探しの方に読まれている記事です。

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・家の配置で確認するポイント

道路と敷地との高低差

敷地に面する道路よりも下がっている敷地であれば雨水が自然と流れ込んできます。

状況にもよりますが敷地を盛り土により高低差を調整できますが擁壁などが必要となりコストが掛かります。

道路 敷地 高低差

勾配がきついと駐車スペースからの視界が悪くなり車両の出し入れがしずらくなりますが、可能であれば現状の敷地形状を活かしながら建物の位置を決めて、使いやすいアプローチや雨水計画ができることが理想的でしょう。

お隣の建物や境界塀

隣接する敷地に住宅やアパートなどがすでに建築されている場合には、建物の位置や形状を確認する必要があります。

お隣との境目に境界塀が築造されていると思いますが、それから建物までの距離を確認します。

境界塀 日当たり 風通り

あまりにも距離が短くて接近していると日当たりや風の通りが悪くなるので、こちらの建物位置である程度距離を保つことも考えなければなりません。

敷地的に余裕がない場合には、窓の位置を確認してお互いの視線が合わないように、いつでも気兼ねなくカーテンを開けられるように、窓の形状や位置を検討する必要があります。

カーテン 窓 形状

塀についても高さが低く1階周りの窓や庭からの視線が気になる時には、こちらの塀で目隠しするか窓にルーバーや外部でも使える強度があり風通しの良い、簡易的な目隠しカバーをすることも必要となるでしょう。

目隠し

電柱や街路樹

電柱 支線

前面道路に電柱や支線がある場合には、駐車スペースからの車両の出入りや玄関から前面道路への家族の動線上にある場合には、気にならないような家の配置、アプローチや駐車位置を計画する必要があり、状況によっては有償でも電柱や支線を移動する可能性もあります。

街路樹についても自家用車で道路に出る際に、支障にならないような駐車位置にする必要があります。

周囲の見晴らし

住宅街であれば敷地の周りは同じような住宅や複数階のアパートなどで囲まれてしまうことは珍しくありません。

自分の敷地から見上げても分かりずらいと思いますが、建物と建物の隙間などからの眺望が確保できれば、2階部分の高さから遠くまで見通せて山や海などが僅かでも見晴らせることがあります。

見晴らし

敷地と平行に建物を配置せずに2階の窓やベランダからの眺望を考慮して、角度を調節して家の配置をすることも考えられるです。

公共の側溝

側溝 設置

敷地に面する道路に蓋のある側溝が設置されているか確認します。

蓋が壊れていたり無い場合には、道路管理者に相談されると良いでしょう。

駐車スペースでの洗車やアプローチの植栽への散水から出てきた排水をスムーズに側溝へ導けるよう計画しましょう。

・家の配置と外構を同時進行

外構 同時進行

住宅で大切な間取りプランは詳細に打ち合わせをして決めても、家の配置については一般的な北に寄せて南側に庭のスペースを造るありがちなパターンでしょう。

注文住宅会社やハウスメーカーとの契約が建物本体のみで外構は別途工事になっている場合があり、取り敢えず工事を進めながら外構工事業者を探せば良いと考えていることが多いようです。

しかし敷地の現状であるお隣の建物や塀、電柱は街路樹などを調査して外構である庭やアプローチ、駐車スペースを計画し建物の位置を落し込まないと不具合が生じてきます。

使い勝手だけではなく住宅の予算計画としても建物本体に使い過ぎてしまい、外構の予算が作れずに質素になり建物のグレードとアンバランスになりかねません。

大変な作業でしょうが建物本体の計画を進めながら同時進行で敷地を調べて、外構計画も行うことで失敗を防ぐことができるのです。

・家の配置で失敗しないまとめ

駐車スペース アプローチ

家の間取りや外構のアプローチなどは施主が要望されて設計士と話し合われることは、通常行われますが建物の配置については任せられていることと思われます。

設計段階で建物本体と外構を含めたトータルの設計及び工事契約になっていれば問題は起きずらいと思いますが、外構が別途工事の場合には詳細な検討がなされないことが多々あります。

記載してきたような確認ポイントは当然のこと、マイホーム全体のプラン計画と予算組で外構も同時進行する方が家族にとって使いやすい駐車スペースやアプローチになることでしょう。

理想的 アプローチ

家族で家の配置について話し合われてみてはどうでしょうか。

敷地にどのように建物を配置したら良いのか悩まれていませんか?専門家のアドバイスが欲しいのであれば無料でプラン作成ができる信頼性が高いサイトがあるので詳細を記事にしました。

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