賃貸と分譲ではどちらが得?後悔しないための9つの比較ポイント

賃貸と分譲 どちらが得

家賃を払いながら自由に好きな場所で賃貸住宅を借りて住む方が得なのか?

家族の要望が詰まった分譲住宅をローンを組んで購入した方が得なのか悩むところです。
後悔しないためにもチェックポイントを一緒に見ていきましょう。

・賃貸でも分譲住宅でも後悔することがある

「住宅ローンに縛られたくない」「絶えず便利な場所で新しい家に住みたい」そんな賃貸派の方でも年齢を重ねてくると資産になる不動産が無いし、今まで家賃を払い続けてきた金額を集計してみたら、多少無理をしてでも分譲住宅を購入すべきだったと後悔することがあります。

住宅ローン

「家族の夢だからマイホームが欲しい」と願い頑張って頭金を準備し、長期の住宅ローンで分譲住宅を購入してみたら、毎月の返済がきつく銀行の利息がもったいないので急いで繰り上げ返済したのに、会社の経営状態が急激に悪化してボーナスがカットされ支払いが苦しくなってしまった。

経営悪化

このように置かれている立場にもよりますが、将来的なことを見据えて住宅を選ばなければ後悔することになります。

ライフスタイルにあった住宅を選ぶには、賃貸住宅と分譲住宅の特徴を理解する必要があるので一緒に見ていきましょう。

・賃貸と分譲住宅を選ぶ注意ポイント

家賃と住宅ローンを比較する

家賃 住宅ローン

自分が現在住まわれている賃貸住宅の毎月の家賃×居住予定年数と、分譲住宅を購入した場合の頭金+住宅ローン総支払額を比較すればどちらが金額的に安くなるか分かります。

賃貸住宅の地域やグレード、転勤や引っ越しなども予想されますし、住宅を購入した場合のメンテナンス費用、マンションの場合には修繕積立金なども考慮すると精度の高い比較ができます。

転勤

総支払額で比べるので主観が入らず明確でしょう。

住宅ローンの利用をお考えの方に参考になる記事を書きました。ご覧ください。

住宅ローンが苦しいと後悔していませんか?給与は上がらずに教育費で家計を圧迫してきます。頭金が少なく借り過ぎて貯金できない状況で建物の維持費が必要になったら支払いが大変です。住宅ローンで苦しい状態に追い込まれる前にできる対処法を紹介します。

資産を比較する

資産 比較

賃貸住宅で毎月の家賃を支払いながら貯金を蓄えた場合と、分譲住宅を購入して住宅ローンを完済した段階の土地と建物の資産額で比較します。

家族構成の変化や転職なども予想されますが毎月一定額を貯金する想定で割り出します。

貯金は資産を増やすために他の投資をすることも考えられますが、ここでは不透明なので考慮しません。

不動産の場合には、築年数が経過すれば最終的に建物の価値は無くなり土地だけの金額になりますが、地価が上昇している可能性もあります。

地価上昇

不確定要素が多いので算出しても精度に疑問が残りますが、目安程度で捉えられると良いでしょう。

気持を考える

賃貸住宅の場合には、好きな地域に好きなタイミングで引っ越しできる自由さがあり、多額のローンを背負うことに抵抗がある方には向いています。

分譲住宅を購入する場合は家族の夢でもあり満足感があるでしょう。

満足感 満足感

会社での立場や親戚知人を意識したり、社会的な信用を得るために持家でないといけないと考える方には向いています。

このように好みの部分もあるので自分自身がどちらに魅力を感じているのかを自分自身に問いただします。

住居の広さ

広々とした家を好まれるなら分譲の方が家族の要望を反映させやすいでしょう。

賃貸の場合にはファミリー層向けの一般的な間取りになりやすいです。

自由度で比較する

ガーデニング 家庭菜園

賃貸住宅の場合には、壁に掲示物をするためにドリルで穴をあけるにしても家主の了解や他の住人に気をつかいます。

ご主人が自分で内装の大規模な模様替えが好きで、休みの日には朝からDIYをしたり、奥さんも庭でガーデニングや家庭菜園を誰にも気兼ねなく楽しみたいなら、広めの庭がある一戸建てを購入した方がいいでしょう。

ガーデニング

防音性能

上の階でお子様が走り回る足音が寝室に響いたり、受験を控えたお子様やピアノの習い事をしていると音漏れが酷くて悩まされることがありますが、分譲であれば設計段階で防音対策を事前に考慮できるでしょう。

賃貸でも可能ですが防音性能が高い物件を探すのに時間を要しますし地域も限られてきます。

利便性を考える

駅からの距離も近く交通の便を優先するなら賃貸住宅が向いているでしょう。

駅 利便性

分譲住宅の場合には、市街地を希望しても価格を考えると厳しい状況があります。

利便性

毎日の通勤や子供の通学も今まで通い慣れていて近郊の方が便利なのもメリットと言えます。

老後を考える

一生の間にはライフスタイルの変化に伴い、住宅の引っ越しが予想されます。

高齢者世帯 お年寄り

高齢者世帯になると自分たちに合った賃貸住宅を見つけても、仲介会社の条件が厳しくなり中々入居しずらい状況があります。

住宅ローンを完済していれば家賃の支払いも無いしお年寄りには安心な住環境だと言えるでしょう。

賃貸できるか

持家の場合には、子供たちが独立して今住んでいる一戸建てが夫婦二人では広すぎるので、小さめの賃貸住宅に引っ越して、持ち家を賃貸に出すことで家賃収入を得ることができます。

賃貸 リフォーム

当然内部の壁クロスの捲れや床フローリング傷んでいたりすれば補修する必要がありますし、地域により入居者を見つけるのが難しい場合もあります。

・賃貸と分譲のどちらが得のまとめ

賃貸住宅と分譲住宅の比較するポイントとしては、単純に金額的な面と「自分たちが今どうしたいのか」気持ちの部分のバランスで強く思うことを優先すべきだと思います。

ただし現在の仕事が順調で出世して昇進し、子供が生まれて成人後に独立すると想像しても、あくまでシュミレーションであり誰にも未来は分かりません。

シュミレーション

景気が悪化して昇給がストップしてしまったり、転勤ばかりで自宅で過ごすことが殆どないなら考え方も変わってくるでしょう。

不測の事態が起きても対応しやすいのは賃貸ですが、老後を考えると持ち家の方が安心できます。

小規模 住宅

現在の家賃以下で支払いできる住宅ローンが組める郊外や、小規模の住宅を購入する方が現実的なのかもしれません。

貯蓄も同時進行で勧めれば繰り上げ返済で返済期間を短縮したり、不測の事態での急な出費に対応できるので安心です。

ご夫婦でチェックポイントをご覧になりながら話し合われて、後悔が無い住まいを手に入れられて下さい。

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