建売は売主の探し方で成否が決まる!業者選びで後悔しないための秘訣

建売 探し方

建売住宅を探す時に建物のデザインや工法、価格などを基準にされていませんでしょうか。

間違ってはいませんが、もっとも重要なのが売主なのを忘れていませんか。
建売の売主選びを失敗すると、どうなるのか考えてみましょう。

・不誠実な売主なら後悔する

ネットや広告などで建売住宅を見つけて選ばれることが多いと思いますが、物件の構造や価格に目を奪われてしまい見落としがちなのが売主のチェックです。

今まで住宅資金として貯めてきた頭金を元にして長期の住宅ローンを組むのですから、少しの妥協もしないで納得できる売り主と契約するべきです。

住宅ローン

建売住宅の建築途中に万が一売り主の経営状態が悪化して倒産でもしたら大変なことになります。

会社倒産

予定していた入居もできるのか不安な状態に陥るのは目に見えています。

引き渡しを受けて新居の生活が始まっていたとしても、住みながらどうしても設備機器の不具合や手直しをして欲しい場面が必ず現れます。

漏水

連絡しても電話が繋がらなくなり、契約で記載されていたアフターメンテナンスも守られずに、結局は自腹で近所の業者に補修をお願いすることになるかもしれません。

せっかくの夢のマイホームでの楽しいはずの生活が、不誠実な売主を選んだために後悔することになるのです。

悪徳業者

売主選びを成功させるポイントを見ていきましょう。

・自分に合った建売と信頼できる売主の探し方

建売住宅の売主は、地域に密着した不動産会社や工務店、大規模な開発で街並みを整える大手デベロッパー、ハウスメーカーなどがありますが、それぞれの違いと注意ポイントがあります。

不動産会社

不動産会社

地元に密着した不動会社が限られた区域で建売を販売します。

最初に宅地建物取引業者票を確認します。

損害賠償や違約金、クーリングオフなどが適用されます。

クーリングオフ

建設大臣免許と都道府県知事免許があり5年ごとに更新しますが、更新回数は免許番号の( )で記載されているので数字が多い程、長年経営している証拠なので信頼できると言えます。

業者名簿を国土交通省や都道府県の不動産を担当する部署で閲覧できます。(ネットでも調べられる地域もあるので確かめて下さい。)

市役所

過去5年間の営業実績や取引主任者、個人営業の場合には財務内容を確認できます。

営業実績

過去に営業停止処分を受けていることも分かるのでしっかりチェックしたいところです。

合わせて不動会社が建売住宅を企画販売している場合には「全国宅地建物取引業協会連合会」「全日本不動産協会」に入会しているか、資本力があれば「全国住宅産業協会」や「不動産流通経営協会」などの団体に加盟している信頼感が増します。

デベロッパー

デベロッパー

デベロッパーは、郊外などで大規模な宅地開発をするのが特徴で数百世帯以上のまとまった街並みを形成します。

宅地開発から始まり数年かけて道路やインフラ工事が施工されるので、住宅が建つまでに会社の経営状態がどうなっているか不透明です。

宅地の良い区画を手に入れるには、早めの申し込みが必要ですがリスクを考慮してタイミングを計ります。

宅地開発

上場企業であればネットなどで経営状態を調べて、インフラや道路が整備され建売住宅が着工するあたりなら購入のタイミングが予測できるでしょう。

ハウスメーカー

ハウスメーカー

数十世帯の中規模での建売住宅を販売していてハウスメーカー独自の工法で住宅街を彩ります。

大手の場合には資金力があり設計から現場施工まで一貫した施工管理で信用度は高いです。

アフターメンテナンスも専門部署があるので敏速な対応をしてくれます。

アフターメンテナンス

ハウスメーカーの独自の構造や工法が定められた住宅建築となるので選択肢が狭まってきます。

ハウスメーカー 工法

木造やツーバイフォー工法、プレハブ住宅の中で骨組みが鉄骨やコンクリート、木質のタイプがありメーカーにより様々なのでそれぞれのハウスメーカーの特徴を理解して選ばれた方が良いでしょう。

木造

ネームバリューだけでなく工法のメリットやデメリットをしっかり比べて下さい。

ハウスメーカーについて参考になる記事を書きました。ご覧ください。

ハウスメーカーの特徴を知らないと後悔することになります。成功する情報の集め方や工務店と比較したハウスメーカーのメリット、デメリットが分かれば、最新工法のマイホームになり無駄のない見積もりを探し出せる選び方を紹介しまのでご参考下さい。

地元の建築会社

建築会社 工務店

地元に根付いた建設会社は、数世帯規模の建売住宅を販売することで地域に貢献します。

地域での分譲実績があれば物件を見学したり、現在住まわれている施主の評判も聞けるので選びやすいでしょう。

地方自治体で建設業許可申請書を閲覧すれば、専任の技術者がどれくらいいるのか、経営状態などを調べられます。

経営状態

今までに営業停止などの経歴がある場合には見合わせた方がいいでしょう。

できれば住宅の性能が保障される設計住宅評価書や建設住宅性能評価書が付いている物件が安心です。

・後悔しない建売の売主を探す方法

チラシやネット、住宅雑誌などで興味のある建売住宅を家族で見学して気に入ってもらえるか反応を見て業者を絞り込みます。

建売見学会

不動産会社やデベロッパー、ハウスメーカー、地元の建築会社とそれぞれのタイプの売主を偏らないように選びます。

建売の構造や施工管理の仕方や引き渡し後のアフターメンテナンスなどがシッカリしているか、確認して更に絞り込んでいきます。

【建売住宅のアフターサービスついて記事を書きました。ご参考ください。】

建売住宅の購入で重要な注意点はアフターサービスの内容です。住宅会社のアフターサービス基準が曖昧だと見えない部分で手抜き工事されていても保証されない可能性があります。後悔がないようアフターサービスのトラブルに巻き込まれないポイントを紹介します。

最終的には近隣の環境や予算に近い売主に依頼されると良いでしょう。

営業マンの喋りに圧倒されて成り行きで契約すると後悔することになるので絶対避けてください。

建売 契約

・建売の探し方まとめ

建売を探されているのであれば売主について考えるいい機会になったと思います。

知り合いの不動産会社や大手のデベロッパーからマイホームを購入するにしても大切なことは、いつまでも長い付き合いができる関係であることです。

信頼できる業者

調べることは手間ではありますが、間取りプランを考えることと同じように実行されることで後悔することは少なくなるでしょう。

気になる会社をリサーチして家族で話し合い、絞り込めば信頼できる売主と出会える日も近いと思います。

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