転職する時に利用される機会の多いハローワーク。
巷には数えきれない程の、求人情報が散乱しています。
その中でも信頼性が高いのがハローワークの求人ではないでしょうか。
しかし求人票の検索の仕方をちゃんと理解していなくて、チャンスを逃がしている場合が多いのが実情です。
自己検索機をどうして使いこなせないのか見ていきましょう。
目次
・なぜ希望の求人票を検索できないのか？
最初の頃は希望の求人票を急いで探そうと思い、全ての条件を真剣に入力して検索していました。
そしたら求人件数が絞られ過ぎて、ほとんどなくなり肩を落としていました。
今度は気を取り直して、ある程度は妥協して条件を外して検索したら、ものすごい数の求人件数が出てきて驚いたものです。
意気揚々と順序よく見てはいますが、時間が経てば経つほど、集中力が途切れてきて疲れてしまいます。
若い人たちと比較しても、パソコンやネットがあまり得意でない、中年サラリーマンはハローワークでも遅れを取るのです。
自分の求人票の探し方に、どこが問題があるのか認識して、自己検索機の基本的な使いかたをマスターする必要があるのです。
・ハローワークの自己検索機の基本
どの地域のハローワークでも設置されている自動検索機ですが、誰でも簡単に求人票を検索できるシステムで、若者から中年の方でも普通に使っています。
職員に使い方をわざわざ聞くまでも無く、みなさん自己流で検索されている方がほとんどだと思いますが、基本的な使いかたを把握することが第一歩となります。
スタート画面をタッチ
メニュー画面で求人を見るをタッチします。
年 齢
自分の年齢を入力して職業形態でフルタイムを選択します。
条 件
条件を指定して探すをタッチします。
近 隣
近隣の求人から探すをタッチします。
雇用形態
雇用形態は正社員で選択します。
他に「正社員以外」「派遣」「こだわらない」も選択可。
雇用期間
雇用期間は正社員の時には自動で定めなしになります。
正社員以外を選んだ場合には「4ヶ月以上」か「4ヶ月未満」のどちらかを選択できます。
職 種
職種は「専門的・技術的・管理的職業」から希望する職種を選び、詳細をタッチすると細かく分かれて指定できます。
他にも事務的な職業や営業の職業など複数から選択可。
賃 金
賃金は希望する月給を入力します。
休 日
休日はどうしても休みたい曜日を入力できます。
就業時間
就業時間は始業時間と終業時間を入力します。
週休2日
週休2日制を希望する場合には選択します。
しかし「休日」欄で土曜日と日曜日を選択していないと、その他の曜日が休みの週休2日になります。
希望する業種
希望する業種があれば選択します。
「製造業」「情報サービス」などから選んで詳細をタッチすると細かく選択できます。
企業規模
企業規模も選択できます。
マイカー通勤
その他マイカー通勤ができるかなどの選択ができます。
それでは内定の可能性を高める自己検索機の利用の仕方を紹介します。
・ライバルに差をつける求人票検索の仕方
1、遠距離でも通う
中年男性の場合には、求人票が限られているので就業場所は通える範囲を広げて選択しましょう。
隣の市町村くらいなら通勤は十分できるので含める方が採用される可能性がアップします。
頑張って県境であれば隣の件でもＯＫにしましょう。
2、絞り込みを工夫する
職種で絞り込んでも、いまいち希望する求人票が探せない場合には、業種で絞り込んだら業種一欄が出てくるので、希望する業種を選択すると探しやすいです。
3、給与は抑え気味にする
給与条件は気になる所ではありますが、賃金にボーナスなどが含まれているか分からない場合もありますが、ここで高めに設定すると弾かれる可能性が高くなります。
中年サラリーマンは、賃金のところは入力しないか、少なめにした方が良いでしょう。
4、週休二日に拘らない
中小企業であれば月に1度くらい土曜出勤がる場合も珍しくありません。
繁忙期には残業が続いても対応できる姿勢でいた方が確率は上がります。
本当に希望する先に転職したいのなら謙虚にいきましょう。
5、ハローワークに通う頻度で新しい求人票を検索する
それぞれハローワークに通う頻度は違ってきますが、新着情報を指定すれば無駄が省けます。
新着情報は「当日分」「3日以内」「1週間以内「2週間以内」「1ヶ月以内」で選択できますから、
古い情報を長々と見ないで、最新の情報を効率的に確認できます。
6、年齢を若く入力して検索する
実年齢よりも5歳～9歳くらい若く入力して検索すれば、飛躍的に多くの求人票が検索されて選択肢が広がります。
問い合わせの時に断られるかもしれませんが、企業側の都合で急いでいたりして、運が良ければ書類選考してもらえるかもしれません。
最初から諦めないで、自分の実績、経験を転職先で発揮させて欲しいと、熱く訴えれば気持ちが通じることもあります。
・まとめ
ハローワークの自己検索機を効率的に活用することで中途採用の可能性が広がりまが
自分よりも同等の能力や若くてやる気のある人材がライバルなのは現実です。
経済的なことも考慮すると焦る気持ちは十分に分かりますが今の自分にどこまでできるのか現実を知りどれくらい妥協できるのか判断することになります。
そうすれば活躍できる企業に採用される日も近いでしょう。
管理職の転職を希望されている方に、無料で利用できるサービスに関する記事を書きました。ご参考ください。
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「ハローワークの自己検索機の基本」
1、スタート画面をタッチします。～15、その他マイカー通勤ができるかなどの選択ができます。
「ライバルに差をつける求人票検索の仕方」
1、中年男性の場合には、就業場所は通える範囲まで選択。
2、職種で絞り込まないで業種で絞り込む。
3、中年サラリーマンは、賃金のところは入力しないか、少な目にする。
4、土曜、日曜休みの週休二日に拘らない。
5、ハローワークに通う頻度で新しい求人票を検索する。
6、年齢を若く入力して検索してみる。