求人票の見方でライバルと差がつく!素早く読み解き希望の転職先を探そう

ハローワークで自己検索機を利用して条件を絞り込むと転職を希望する会社の詳細な求人票を閲覧できます。
ライバルに勝てる正しい求人票の見方を習得して中身をドンドン吟味していきましょう。

・注意すべき求人票の見方

仕事の内容

自分が望んでいる仕事の内容なのかを最初に確認します。

左の中央あたりの欄に詳細が記載されていますが、真っ先にここを見て建設会社の場合では、現場管理を希望していたのに、実際は本社で建築工事の積算をする募集であれば、厳密には違いますから飛ばして次の求人票へ行きましょう。

急ぐあまり勘違いしてしまうと時間の無駄です。

会社の情報

創業年 資本金

求人票の右上の方にある会社の情報欄に従業員数、会社の創業年や資本金、会社の特徴などが記載されています。

ここを見れば自分が望んでいる転職企業なのかイメージしやすいです。

もっと深く知りたいのであれば、ホームページを探して業務展開や詳細な企業情報を入手しましょう。

採用人数

右側の下方にある選考等で採用人数を確認しましょう。

多数の応募を企業側が予定していれば良いのですが、欠員補充などで1名の採用枠しかないのであれば、中年男性の場合には厳しいのでパスした方が賢明でしょう。

労働条件

労働条件

具体的に絞り込みが進んで来たら重要な部分が労働条件です。

大切な家族もいて自分自身も体力的に陰りが出てくるころですから社会保険は必須です。

勤務時間帯も不規則でないか、残業とかも日常的にあるのか、繁忙期には休日出勤などもあるか、などもチェックしたいものです。

賃 金

基本給

賃金は労働条件の中に記載されていますが、現時点の経済状況や前職との比較検討する上で重要なポイントです。

基本給と定期的に支払われる手当を合算して固定給が決まります。

それと大切なのが、定期的に支払われる固定給とは別に、子ども手当や皆勤手当などがあれば記載されています。

賞与については前年度の実績で年に〇回で計〇ヶ月分と書かれています。

ただし業績に応じて変動しますから、あまり当てにしないで目安程度で見られた方がいいでしょう。

・求人票の見方 項目

就職や転職を経験していれば、求人票の見方は熟知されていると思われますが、賃金や仕事内容に注目が集まる中、見落としてしまったり勘違いして解釈してしまうこともあります。

復習の意味で転職前に求人票の見方を項目に沿ってご覧ください。

1、求人番号

この番号を元にしてハローワークでは紹介状を発行します。

2、受付年月日

事業所が申込みした年月日。

3、就業場所

事業所と同じ場所と違う場合もあります。

4、仕事の内容

どのような仕事をしてもらうのか具体的に記載されています。

5、雇用形態

正社員とそれ以外の契約社員などが該当する正社員以外が記載されます。

6、学歴

応募条件にあれば記載されます。

7、必要な経験等

応募条件にあれば具体的に記載されます。

8、必要な免許・資格等

応募条件にあれば記載されます。

9、年齢

応募することができる年齢の上限を記載されます。

10、賃金

支給される賃金が記載されます。

11、賃金形態

月給なのか日給月給なのか、時間給なのか記載されます。

12、通勤手当

実費で上限有りなのか上限なしなのかを記載されます。

上限がありオーバーした場合には自腹になります。

13、昇給

前年度実績で記載されます。

業務実績に応じて昇給されるので目安程度で考えておきましょう。

14、賞与

業務実績に応じて支給されるので目安程度で考えておきましょう。

15、加入保険等

雇用、労災、健康、厚生の社会保険が加入されているか記載されます。

該当しない場合には二重線が引かれます。

16、就業時間

時間外ありの場合には月平均欄に時間が記載されます。

17、休日等

週休二日なのかを記載されます。

18、求人条件特記事項

応募方法や求人条件が詳細に記載されます。

19、従業員数

企業の従業員数が記載されます。

20、創業

企業が創業した年が記載されます。

21、資本金

企業の資本金の金額が記載されます。

22、労働組合

労働組合が組織されているのか記載されます。

23、事業内容

どのような商品やサービスを、どの地域に展開しているのなどを記載されます。

24、会社の特徴

企業が特質している優位なポイントを記載しています。

25、年間休日

1年間の休日総数を記載されます。

26、定年制

定年制がある場合には年齢を明記。勤務延長か再雇用になるのかを記載されます。

27、採用人数

何名採用予定なのか記載されます。

28、選考方法

面接や筆記試験の内容を記載されます。

29、応募書類

職務経歴書などが記載されています。

30、選考結果

何日後に選考結果が郵送されるのか記載されます。

31、試用期間

試用期間があるのか、あれば何か月なのか記載されます。

手当なのが無い場合も記載されます。

・まとめ

転職先が決まるまでは落ち着かなくてハローワークに通い詰めることになりますが、

求人票の見方は分かっているようで見落としがちな項目が多くあります。

自分が何を優先にすべきなのか、どこまでなら妥協できるのかをしっかり線引きすることで遠回りせずに希望の求人票と巡りあう機会を得ることができます。

転職を成功させる大切な求人票ですので注意ポイントを参考にして頂ければ幸いです。

【求人票の自己検索機について記事を書きました。ご参考ください。】

ハローワークで自己検索機を利用して自分に最適な求人票を探す方法を紹介します。タッチパネル式で誰でも簡単に使えるので利用しない手はないでしょう。自己検索機の条件絞込みに工夫が必要です。ライバルに差をつける求人票検索のテクニックはコチラ⇒

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