即戦力に自信が無くても内定をもらえる秘訣を紹介していきます。
・即戦力の条件で諦めていませんか
気になる企業求人を目にしても即戦力の文字に「自分はダメだ」と踏み出せないでいませんか?
即戦力とは、どこの職場に行っても迷いなくバリバリ仕事ができるイメージを持っているのではないでしょうか。
急なポストの欠員などであれば穴埋めする意味で求められるかもしれませんが、必ずしもそれだけではなく仕事に対する取り組み方や人間性も重要であり即戦力でなくてもカバーできるスキルは誰しも持っているものです。
今まで働いてきた中で自分の良さを思い返してみましょう。
・即戦力だけじゃない採用ポイント
あなたの秘めているストロングポイントを見つけましょう。
適応能力がある
自分では即戦力だと自負していても同じ職場内の配置転換で、新たな部署のシステムに馴染むまで手間取ってしまった経験はないでしょうか。
業務マニュアルを見ながら隣の同僚や上司に作業の合間に疑問をぶつけながらこなしたことでしょう。
今までのやり方に固執して中々覚えきれないで数か月経過しても同じことを聞いてくる人と、質問した事はその都度メモって数週間ではある程度基礎的な作業の流れを理解して何とか業務ができている人の違いは、適応能力の差そのものです。
今までの経験はベースとしてありますが新しい環境に入り込むには、一旦フラットにして素直に何でも吸収できる思考が大切です。
自分の今までの経験に基づいた考えである「この方法が早いんじゃないか」「無駄なことをやっている」などの意見は最初は封印することで適用への阻害要素を排除できるでしょう。
協調性がある
職場で中途採用で配属された同僚が自分のやり方を曲げなかったり、プライベートの会話も少なく距離を感じたことはなかったでしょうか。
仕事のほとんどは組織、チームで行うものであり同じ目標に向かって役割分担を明確にして業務を遂行しなければなりません。
一人でも足並みが揃わないと作業が停滞してスムーズな流れを止めてしまう原因になります。
意思の疎通をしっかりして疑問なことは事前にお互いで話し合い、不満がないように解決しておくことが重要でしょう。
気配りができる
何気ない会話をするときでも同僚や上司の視線や仕草を見ているだけでも「今ちょっとイラっとした」とか「この話にめっちゃ食いついてきた」などが自然と分かってくるものです。
当たり前と思われるかもしれませんが相手が求めている情報を何気ない会話の中で発信して、不快に思うことは絶対しないことが重要です。
冗談のつもりが失礼な発言を連発してマナーのないヤツだと思われたら元も子もなくなるでしょう。
観察力が必要ですが相手に好まれる会話ができれば転職先での馴染む速度が格段に上がります。
助け合いの精神
業務によってはこの日までに仕上げなければならない期限がありますが、自分が担当していない場合でも声をかけて作業を分担してもらうと良いでしょう。
同じ課内であれば普段からコミュニケーションを図っているので「会議資料が間に合っていないな」「顧客からのクレーム対応で大変そうだな」とか近くで見れば分かります。
一声かけてデーター修正などの些細なことで応援してあげるだけでも、自分と関係ないと仕事を縦割りで逃げないとみんなでやり遂げる雰囲気に変わります。
逆の立場で自分が苦しい状況の時に声をかけてもらえる関係性を構築するのです。
標準的なスキルはある
即戦力と言えないまでも業務を遂行する上で最低限必要な資格や知識、経験はあった方が良いでしょう。
業界で当然に必要なスキルであったりシステムを動かすためのパソコン操作なども重要です。
年齢がいっていればマネジメント能力も問われるでしょう。
「年齢の割にあまり知らない」「知識が偏っていて教えても覚えてくれない」と言われないように自己鍛錬しましょう。
責任感が強い
自分が前段階の作業を完了しなければ同僚や上司が次の作業を進められない場面が職場ではありますが、納期が足りずに迷惑をかけてしまうこともあるのではないでしょうか。
作業の進捗管理が行き届いてないことで原因ですが、早い段階であれば上司に相談してサポートしてもらったり納期を調整するなどの手を打つことが大切です。
しかし本来であれば夜中まで残業するなど是が非でも終わらせる責任感をビジネスマンとしては持ちたいものです。
何度もこのような失態があると呆れられて信頼関係は築けません。
向上心が高い
年齢を重ねてくると今までのやり方を変えたくない、当たり前の方法で仕事を進めがちです。
業務改善で品質向上をさせたり、効率化を図る目的で新たな仕組みを試そうとしても一歩引いてしまいます。
同僚や上司と議論を交わしながらアイデアを出し合い、試行錯誤しながら貪欲に仕事を向上させる気持ちが魅力的です。
自分で現状に満足してしまい限界を作ってしまうのは勿体ないです。
現状で満足せずに業務にプラスになるのであれば高度な資格にもチャレンジすることでスキルの厚みが違ってくることでしょう。
積極的に行動できる
ビジネスの場では、上司や同僚の立場を考えて控えめに自分を消す人がいます。
最初のころは遠慮していても構いませんが、時には自分が熱意を出しリードして周囲を巻き込んでいく勢いが必要でしょう。
「意外と頼りになるんじゃない」「このプロジェクトは任せてみよう」と上司や同僚から信頼の眼差しで見られます。
自分の経験と実績に裏打ちされた行動力があなたの評価を跳ね上げることでしょう。
拘りを捨てられる
同じ業界であっても会社ごとに業務を管理する仕組みは違います。
ベテランであれば個々で自分なりのやりやすい方法を持っている場合も多く「このやり方が一番良い」と拘ることがあるでしょう。
しかしそこは自分のやり方は封印し組織の一員として、1から新たなシステムや課内で決められている作業方法を覚えて習得することを全力で取り組むべきです。
変な拘りや古い考えで間違った作業をしてしまったり円滑さに欠ける可能性があるからです。
・即戦力の転職まとめ
あなたには即戦力以外に幾つの採用ポイントがあったでしょうか?
どんな優秀な人材でも初めての職場で即戦力で働くことは難しいのが現実です。
仮に欠点の無いパーフェクトに仕事ができる即戦力の人材が存在したとしても、業界で知れ渡りヘッドハンティングされているでしょう。
自分の現状が転職を希望する企業が求める即戦力に自信が無くても+アルファの力を磨けば総合力で十分勝負できるのです。
即戦力とは企業が求める採用条件の一つの要素にすぎないのです。
素直な気持ちで即戦力が条件の求人案件でも迷わずにチャレンジすれば内定を勝ち取れることでしょう。