日々の生活は家計簿により管理されていると思いますが、家計の資産管理はされていますか？
マイホームや貯金をされていても、多額の借金があれば資産と負債のバランスが崩れている可能性があるので、家計資産の算出方法を紹介します。
・家計負債が増える原因を把握する
家計の資産と負債を把握するために、ご自分の家計資産を把握する必要があります。
最初にマイホームなどの資産と、カードローンなどの負債に分けて書きだします。
「資産」とは建物、土地、自家用車、現金、貯金、株式、投資信託、保険、宝飾品などです。
「負債」とは住宅ローン、カードローン、自動車ローンなどの債務です。
資産と負債から純資産を計算しますが、現時点の価値をできるだけ正確に書きだして下さい。
《記載例》
「資産」
建物：2500万円
土地：1200万円
不動産はホームページなどで同じ地域の同規模の物件で想定されていいでしょう。
自家用車：100万円
自動車はホームページなどの中古車価格で、現時点ならどれくらいで取引されているか参考にしましょう。
現金：10万円
貯金：300万円
株式：100万円
株式は購入時の金額では無くて、比較する時点で売れる金額を記入します。
生命保険：150万円
生命保険は解約返戻金を保険会社に問い合わせて記入します。
資産合計：4360万円
「負債」
住宅ローン：3900万円
カードローン：50万円
自動車ローン：70万円
金融機関の返済明細書から借金を確認して記入します。
負債合計：4020万円
資産 4360万円 － 負債合計 4020万円 ＝ 純資産 340万円
この純資産が自分が持っている本当のお金と言えます。
・資産と負債のバランスを改善する
資産 － 負債合計 ＝ 純資産 でマイナスになった家計は、バランスを崩している状態と言えます。
健全な状態に戻すには、資産を増やすか負債を減らすことを考えなければなりません。
このような状態に陥らない為にも、普段から家計資産を年に1回は計算して純資産を健全化しましょう。
リストラや病気、老後のことを考えれば、純資産をできるだけ増やす取り組みを忘れてはいけません。
・まとめ
日々の生活は家計簿により管理していても資産管理はされていますか？
資産と負債のバランスを調べるために、家計資産の算出方法を紹介します。
家計負債が増える原因を把握するには、ご自分の家計資産を把握する必要があります。
「資産」は建物、土地、自家用車、現金、貯金、株式、投資信託、保険、宝飾品などの金額を書き出します。
「負債」は住宅ローン、カードローン、自動車ローンなどの金額を買い出します。
下記の例のように資産合計から負債合計を差し引きして純資産がプラスであれば取り敢えず良いでしょう。
（例では資産 4360万円 － 負債合計 4020万円 ＝ 純資産 340万円となり純資産がプラスの状態で実際に持っている本当のお金です。）
もし資産と負債のバランスが崩れている場合には、純資産がマイナスの状態なので改善することが急務です。
対策としては資産を増やすか、負債を減らすことで改善されます。
普段から家計資産を年に1回は計算して純資産を健全化する努力をしましょう。
現状でプラスであっても将来のリストラや病気、老後などの不安要素を考えると、純資産をできるだけ増やすことが大切です。