犬と暮らす家ってどう造ればいいの?後悔しない18のポイント

犬と暮らす 家

愛犬と生活する家造りを成功させるチェックポイントを紹介します。

・愛犬が快適な家は飼い主も快適なの?

家の中を元気に愛犬が走り回り尻尾を振る姿は微笑ましいでしょう。

ただ新築の住宅で犬の爪痕がフローリングについていたり、腰壁のクロスが捲れてしまうのはショックです。

愛犬も大切ですが家も同じように大切でしょう。

どのようなマイホームが犬にとっても飼い主にとってもいい環境なのか考えて行きましょう。

・どうすれば愛犬と飼い主も嬉しい家になるのか

犬が過ごしやすい環境と人間が過ごしやすい環境は異なる部分があります。

愛犬と飼い主の目線で最適で過ごしやすくなる注意ポイントを見てみましょう。

犬に最適な家のポイント

真夏でも涼しい

夏場になると舌を出して「ハア、ハア、ハア」と息遣いが荒くなり暑さに参ってしまい元気がありません。

床にタイルを貼ることで寝そべるとお腹から冷たさが伝わってきます。

ドッグスペースに小さな窓を設けることで風通しが良く涼しくなるでしょう。

走り回れるお庭

ドックラン 芝生

晴れた日は芝生の上でボールを追いかけて走り回り飛び跳ねます。

お庭に小さくてもドックランがあれば散歩に出掛けれれない時でも自分で遊べるので愛犬のストレス解消になるでしょう。

寛げる場所

寛げる犬の居場所

犬は話し声や物音に非常に敏感なので静かな場所でないと反応して安眠できません。

ドッグスペースはリビングなどに設けずに家の奥まったデッドスペースを利用して区切ればいいでしょう。犬が落ち着ける空間になるでしょう。

できれば窓からお庭が眺められると尚いいでしょう。

滑りずらい床

滑りずらい床 コルク

飼い主や他のワンちゃんとじゃれ合い走り周り飛び跳ねると、足の裏の肉球から毛がはみ出ているとツルツルの床だとスリップして滑ることがよくあります。

犬 肉球 滑りやすい

滑り止め処理された床材やコルクにしたり、通常のフローリングでも表面をコーティングすれば愛犬も滑りずらくなり安全面が向上することでしょう。

犬専用の扉

犬専用潜り戸

飼い主の後を追いながらドアが閉じる瞬間に部屋に飛び込もうとした愛犬が挟まってしまったら危ないです。

ドアが閉じていると前足でもたれ掛かり、爪で「カリカリ」と引っ搔いてしまうと傷んでしまうでしょう。

いつでも部屋を自分で行き来できるようにドアの床部分に潜り戸を設けます。

犬も上り下りしやすい

犬上り下りしやすい階段

愛犬のスペースが2階にあると階段の上り下りは足腰に負担となり、滑り落ちてしまうとケガをする恐れがあります。

階段の勾配を緩やかにして蹴上寸法を低くしたり、スロープを併用するなどすると犬に優しい階段となるでしょう。

犬の健康を守る

人間が食べられる物でも犬にとっては害になるタマネギのような物やお庭の植物でも犬と相性が悪い物もあるので、エリア毎にフェンスなどで区切ってワンちゃんに触れさせないようにしましょう。

飼い主も嬉しい家のポイント

穴を掘ってもキズが付かない

犬は穴を掘る仕草をして爪を立てて「ガリガリ」床を引っ搔くことがあります。

床が傷だらけにならないか心配になるでしょうが、表面処理されたフローリングであればキズがつきずらいので安心でしょう。

腰壁が張替えしやすい

足を上げてオシッコして壁を汚したり、もたれ掛かり前足で引っ搔いたことでキズが付いたりクロスが剥げてしまうことがあります。

耐久性の高い仕上げ材を利用された方が宜しいですが、腰のラインで見切り縁をつけて腰パネルにすることで壁全面を張り替える必要が無くなるのでメンテナンスがしやすくなるでしょう。

使いやすい足洗場で清潔にする

お散歩から帰った愛犬が足裏に泥がついた状態でフローリングやジュータンを汚してしまうと大変です。

多頭飼いしていてもすぐに洗えるように玄関の土間を広くして、脇に立ち上がりを造り犬専用のシンクを設置すればシャワーで素早く洗えるので便利でしょう。

犬の暮らす家 多頭飼い

湯沸し器に配管を接続していれば冬の寒い日でも犬が嫌がらずに気持ち良くて喜びます。

犬専用の収納

ドッグフードや手入れをするブラシやトイレシーツ、フェラリアの薬など犬を飼うのに必要な物や道具は多岐にわたります。

いつでも取り出しやすい場所で人が使う収納と区分けした方がいいでしょう。

匂いが和らぐ

犬の便の匂いが食事中に漂ってくると美味しいご飯も台無しです。

ドッグスペースは風通しがしやすくできれば換気扇を設けると悪臭も和らぐでしょう。

天井や壁に消臭機能があるクロスなどで仕上げ材を貼ることもできます。

汚れずらくて掃除がしやすい

犬種によっては抜け毛が酷く掃除を怠ると部屋の隅やソファーの下などに毛の塊が溜まっていることがあります。

いつでも掃除機がかけやすいように段差のないバリアフリー化した方が奥様も喜ばれることでしょう。

大切な場所を守る

キッチンのゴミ箱の生ごみを「クンクン」嗅いだり、大切な美術品を飾っているスペースがあるのであれば犬が近寄らないようにドッグフェンスを設けると良いでしょう。

既製品を購入してもいいですし、木製で部屋のドア枠などと合わせて特注の柵を製作してもお洒落になります。

逃亡を防ぐ

犬の逃亡防止

宅配業者が訪ねてきて玄関を開けた瞬間にワンちゃんが勢いよく飛び出してしまったことはないでしょうか。

交通量が多い地域で事故にでもあったら大変なので玄関の框の内側に開閉式のフェンスを設置しましょう。

愛犬の留守番が見れる

ご家族が留守中に誰もいない家で愛犬が寂しがっていないか心配になることはないでしょうか。

見守りカメラを取り付ければ、いつでもスマホから捜査してワンちゃんの様子をリアルタイムで確認できます。

ベランダ手摺からの転落を防ぐ

2階建ての場合にはベランダでワンちゃんを遊ばせることもあるでしょう。

手摺に縦型の風通しの開口部やアルミの手すり小の間隔が広すぎて、犬がそこから抜け落ちてしまう可能性があるので考慮する必要があります。

吠える声が響きずらい

無駄吠えが酷くて犬を好まないご家族や受験生の子供部屋に響いてしまい困っていませんでしょうか。

床や間仕切り壁、天井を防音対策を施すことで騒音を低減させることができるでしょう。

外部の物音に警戒して吠えることもあるので防音性能が高いサッシを設置すれば騒音が聞こえずらくすることもできます。

・犬と暮らす家のまとめ

可愛らしいワンちゃんには、好きなように自由に家の中を駆け回って欲しいと思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかしせっかく建てたマイホームがすぐに傷んでしまうのは忍びないと思いませんか。

大切な家をしっかりメンテナンスをしていけば、寿命も長くなり奇麗な状態を維持することができるでしょう。

愛犬と飼い主が過ごしやすくなる住宅造りのポイントをご覧になり少しで参考になったなら幸いです。

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